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サバイバルゲーム

 ( 初心者のための小説投稿城 )
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うるふ的な人@werewolf10★3DS=LpqEWhYYZp

サバイバルゲームとは、自然を相手に
本能のまま生き抜く他に、
エアーソフトガン等を用いて、
敵を倒しながら楽しむスポーツです。

この小説は、後述のサバイバルゲームを
たしなむ一人の若者を
中心に描いてゆく小説です。

尚、とあるお方との共同作品でも
あります。
又、感想等はサブ記事へ御願いします


2012/02/18 12:36 No.0
記事メモ2012/02/19 20:57 : 狼 @werewolf10★SmartPhone-hgoGZueDbv

FOX旅団


全国のサバイバルゲーム大会を制覇した、

日本最強のサバゲーチーム。

全12人。入団試験が存在する。

頭脳派や火力派が勢揃いしている。

特別な腕章には、狐が描かれている。


鈴木 拓磨(19)


県内の大学に通う至って普通の

学生。


FOX旅団の創始者兼団長。

サバイバルゲームとなると一変。

尋常ではないほどの集中力、

反射神経を得る。


使用武器はMP7A1、M93R。


大橋 一郎(24)


県内の会社に勤めている社会人。

FOX旅団副団長。

少し太り気味だが、サバゲーには

さほど支障はない。

気楽な性格で知られる。


使用武器はDSR-1、M92F。


…続きを読む(45行)

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@werewolf10★SmartPhone=hgoGZueDbv

千葉県、N市在住のとある大学生。
鈴木 拓磨、19歳で
県内の大学に通う、
至って普通の男。
容姿、体力、知力共に平均並であり、
突出した能力は無い…と、
周囲は認知していた。

が、彼には周りの級友達にも知られざる
「秘密」があった。

彼の趣味はミリタリー。
銃火器から大型兵器までを
得意とする、いわゆる極度の
「ミリヲタ」だ。

県内で一年に一回開催される、
サバイバルゲームの定例会では、
彼を筆頭とするチームが毎年表彰台に
立っているほどの強豪チーム。

チームの名は「FOX旅団」。
全国にも知られるほどの、
ミリ界に於いて有名な存在だ。
入隊には厳しい試験があり、強者でも
ことく如く蹴落とされる「憧れの存在」。

今日も又、年に一回の定例会に、
FOX旅団は参加していた。

2012/02/18 13:24 No.1

@werewolf10★SmartPhone=hgoGZueDbv


「はーい、では今から、ゲームルールについて
注意を踏まえて説明しますので、
よーく聞いて下さいね〜」

定例会の主催者が、壇上に立ち、
拡声器を持ってルールを説明し始める。

「え〜、昼食は毎年恒例の、BBQで〜す!」

各チームから歓喜の声が挙がる。
実際、ゲーム自体より昼食を楽しみに
参加する者もそう少なくは居なかった。

「最後にぃ〜改造銃の使用は禁止です〜、
不正が見つかったチームは即失格と
なりますので、十分気をつけて下さいね〜」

参加者達は静まりかえる。

「10分後に試合を開始しますので、
準備はお早めにお願いします〜。」

----------------------
FOX旅団のメンバー達は早速、
各自の装備を支度し始めた。

団長、鈴木は大学生のため、他の
メンバーに比べると装備が乏しいが、
その分は若さで十分補えた。

「今年もガンガン行きましょう!」
「おお〜!」
「イエッス!」
「は〜い!」

チームを大声で励ましているのは、
副団長の、大橋 一郎。
24歳で、とある会社に勤めているらしい。



2012/02/18 17:19 No.2

@werewolf10★SmartPhone=hgoGZueDbv

「今日はかなり暑いですね〜…。
私、途中でへこたれそうです…」

大橋がタオルを片手にやってきた。
迷彩服は汗でびしょ濡れだった。
鈴木はというと、相棒のMP7A1の、
HOP調整を行っていた所だ。

「あ、大橋さん、今日は気軽に
やっていきましょう〜」

鈴木は軽く挨拶を交わすと、今度は
サブウェポンのM93Rを調整し始めた。
試しに空撃ちを行うと、カタカタッ!と、
テンポよくブローバックした。

「皆さん、そろそろ時間ですので、
スタート地点まで移動しましょうか。」

鈴木はチーム全体にそう呼び掛けると、
手を振って拱いた。

「各チームは所定の位置に
着いて下さぁ〜い!」

炎天下の薄暗い森の中、笛音が
迷彩服に身を包んだFOX旅団員達の
厳しい戦いの始まりを告げた。


2012/02/18 19:43 No.3

司令官っぽい男★kXAZIDu3hC_bZ4

スタート同時に鈴木たちは森の中へと入った。
隊員達はそれぞれ間隔を取って散り待機した。
鈴木は岩の上に座り相手側の様子を観察した。

「---鈴木くん?大橋だよ。相手の様子はどう?」
大橋がインカムで聞いてきた。

「相手は中々見えませんね。分析すると恐らくこちらが来るのを待っているんでしょう」
鈴木は冷静に分析した。この分析力は鈴木の得意技だ。

「---じゃあこのままいても恐らくゲームは進展しない様子かな?」

「つまりそういうことです」
この炎天下の中。長時間の戦闘はキツい。

「---じゃあ鈴木くん。囮作戦ってのはどうかな?」
「囮ですか。でも誰が引き受けますか?」
「---ベテランがいるじゃないか!」

大橋がそういったベテラン。
それはFOX旅団のベテラン。山城英治 10年間の時をサバゲーで過ごした大ベテラン。

「それはいいですね。山城さんなら経験が豊富だから囮でもリスクが少ない」
「---そうだ。じゃあ僕は山城くんに伝えておく。君は他の隊員に早急に伝えてくれ。
それで今から10分後、相手側に動きが無かったら山城さんを突入させて出てきた相手を撃つ。
これはスナイピングの技術が試されるね。じゃあ頼んだよ」

ブツン。

大橋はインカムをきった。
このゲームは山城さんの囮と他のスナイピングの技術が無ければ恐らく負ける。
早速難しい課題がでたFOX旅団。

「相棒。がんばろうぜ」
鈴木は手元のMP7A1を構えた。

2012/02/18 20:19 No.4

@werewolf10★SmartPhone=hgoGZueDbv

ガサッ

(くっ………!?)

直ぐ右側にある草むらから、
不審な葉音が聞こえた。

鈴木は持ち前の反射神経で、
背後の大きな木へ飛び退いた。
その瞬間、先程の位置へ無数の弾が
叩き込まれる。

(あ、…危なかった………。)

鈴木はダットサイトの紅点を、
緑点へと切り替え、輝度を下げた。
薄暗い中、不用意に光を発するのは、
命取りになる。

カカカッ!

敵弾による跳弾音が聞こえた。
鈴木は神経を研ぎ澄ませ、
敵の位置を把握し、引き金を引き絞る。

タタタタタタ!タタタ!

「HITぉ!」

鈴木の放った弾は、放射状に敵へ
吸い込まれていった。
そして、胸に着弾。

鈴木はインカムの電源を再び入れる

「こちら鈴木です〜。敵を一人落としました。
全隊聞こえますか、山城さんが囮になるので、
その間に一気に敵殲滅を開始します。」

「了解です、準備が整い次第、
突撃を開始します。」




2012/02/18 20:43 No.5

司令官っぽい男★kXAZIDu3hC_bZ4

タタタタン、タタタタ!!
山城さんの方向から無数の発射音が聞こえる。

(山城さんが囮をしているな)

鈴木は再びインカムの電源を入れた。
「全隊!今です!」

鈴木は前方の木々を潜り抜け走った。
30m先に敵が1人。マガジンを抜いている所だ。
( 今だ!!)
鈴木はダットサイトの紅点を敵の体に合わせ
タタタン!
弾はホップ回転をかけ相手の頭に着弾した。

「ヒットヒット!」

鈴木はローリングし、脇のしげみに隠れてインカムの電源をつけた。
「鈴木です。敵1人ヒットしました。全隊。状況は?」

「問題ないです!」

「---鈴木くん!大橋だ。応援に来てくれないか?敵が前方に居てメインのマガジンがもう空なんだ!
今はサブで対応している!場所はスタート地点から北の方角」

「わかりました。今行きますから持ちこたえてください!」
鈴木はインカムの電源を切り北の方向へダッシュした。

2012/02/18 21:20 No.6

@werewolf10★SmartPhone=hgoGZueDbv

北へ向かうにつれて、斜面が
急になってくる。
蒸し暑い中、敵に見つからずに
迅速移動を行うのは厳しかった。

少し進むとそこは、
かなり開けた広場だった。
恐らくこの様な開けた場所では、
敵のスナイパーが待ち受けている。

鈴木は長年の経験により、壁伝いに
行動を再開した。

ダララララララ!

待ち受けていたのはスナイパーではなく、
ハイサイクル仕様のM249mnmだった。
凄まじい爆音を立てながら、
鈴木の行く手を阻む。

「此方鈴木です、およそ50m先にミニミです。
場所は小高い広場の休憩所付近です。
どなたかスナイプ、宜しくお願いします〜」

「大橋さんならDSR-1持ってるんだけど…」
「僕はそこまで遠すぎて時間掛かります。」

「仕方ないですね…。アレを使いますか。」

鈴木はインカムを仕舞うと、
代わりにポーチから小型のリモコンを
取り出した。

それは、別の仲間が事前に設置しておいた
M18クレイモア地雷の遠隔操作器だ。

ボタンを押すと、クレイモア内のBB弾が
一斉に噴き出す、便利な物であった。
但し、ルール上、一戦につき一回まで
使用を許可されるSPウェポンだ。

バスッ!

「HIT!」

どうやら運良く散弾が当たったようだ。

このまま鈴木は狐の如く、
山城が戦闘を行っているポイントまで、
ものの数分と掛からず到達した。

「山城さん!大丈夫ですか?」

「あ、ああ、鈴木さん。僕囮なのに、
敵を倒しちゃいました〜」

「えっ!?…あ、ありがとうございます!」

鈴木は再び大橋のもとへ走り出す。




2012/02/18 22:55 No.7

司令官っぽい男★kXAZIDu3hC_bZ4

タタタタタタタン、タタタン
北に近づくにつれて発射音が大きくなってくる。
速く行かなければ大橋が危ない。しかし見つかればアウト。
鈴木はインカムの電源を入れた。

「大橋さん。鈴木ですがそちらの姿が見当たりません〜
もっと詳しい場所を教えてください〜」
「えっとねぇ・・・あ、西の方角にベンチが見えるよ〜」
「ベンチ・・・ありました。今向かいます」

鈴木は再び移動した。ベンチに付いたら大橋が見えるはずだ。
ベンチまであと25mの時。

もぎゅっ。土とは違う何かを踏んだ。
その何かを拾って見るとそれはDSRのマガジンが入ったポーチだった。
大橋が落としたのだろう。鈴木はそれを持ちベンチに到達した。

「大橋さん。ベンチに着きました。応答願います」

「鈴木くん。見えたよ。でも速く来た方がいい。まだこの辺を巡回しているはずだ。」

ダダダダダダダダダダダダダダダン!!!

大橋のいうとおりだった。鈴木の視界には数十発の弾が飛んできた。
鈴木はそれをしゃがみながらよけしゃがんだ姿勢から大橋の元へダッシュした。

そして大きな木の裏に行くと大橋さんが座って構えていた。

「大橋さん。大丈夫ですか。敵が来ています。あとこれ・・・」
鈴木がDSRのマガジンのポーチを渡すと
「ああ!鈴木くんありがと〜落としちゃったんだけど」

ガチャッ!大橋はDSRにマガジンを装填した。
「鈴木くん。僕が正面の敵を狙撃するから。鈴木くんは脇の敵を撃ってくれ。」
「わかりました」
「じゃあ敵の気を引くね。」
そういて大橋が取り出したのは「トルネードグレネード。
1チーム5個まで所持が可能な武器。ガスの圧力で弾を飛ばす超強力武器。

「グレネード!!」

グレネードを投下しバシュシュッ!弾が飛び散り敵が完全に気を引かれた瞬間
タタタン!

「HIT!!」
「HIT!」
「HIT!」

大橋と鈴木の共同戦闘でFOX旅団は1つの課題をクリアしたのだった。

2012/02/18 22:31 No.8

@werewolf10★SmartPhone=hgoGZueDbv


「あ〜、えっと、此方、杉本です。
敵二名落としました〜どうぞ?」

次々と仲間達から頼もしい知らせが届く。
此方もたった今、
三名をヒットさせたばかりだ。

「此方、安藤です!残る敵は、
後二名なのですが…。」

「どうしました?」

鈴木は気になって、問いただした。

「残り二名はスナイパーの模様です。
ギリースーツを着られてはどうにも…。
現在位置はマップ最南端の、急斜面です。」

「了解しました、今すぐ其方に向かいます。
全隊聞こえますか?此より、
移動を開始します。作戦通り、最南端へ
向かって下さい。」

鈴木は団長宜しく試合前に作戦を
立てていた。
マップ最南端へスナイパーが
配置される、と。

「行きましょう。」
大橋に声を掛け、
二人はまた南へ向かった。

--------------------------

「ヒイッ…ヒイッ…もう…無理だよ…」

やはり大橋は、途中でへばっていた。
確かにこの気温で400mを走りきるのは、
太り気味には辛い現実かもしれない。

「後少しですから…頑張りましょう!」
「ええっ!?そんなあ………。」

程なくして、二人は
合流地点に辿り着いた。

「あ、鈴木さん!」

小さな声を掛けたのは、
安藤 義人だった。



2012/02/18 22:49 No.9

司令官っぽい男★kXAZIDu3hC_bZ4

「鈴木さん。僕もいま行く所でした。一緒に行きましょう。」
「はい、大橋さん。あと300mちょっとですよ〜」
「ヒィッ・・・キツいっ・・・」

3人はまた走り出した。

----------------------------

鈴木は目的の地点に着いた。ここが最南端の地点。
急斜面の向こうには草と木々しか見えないがそこにスナイパーが潜んでいる。
「鈴木さん。これはどう行けばいいですかねぇ?」
安藤は鈴木に尋ねた。
「安藤さん。よく考えてみるとこの斜面は回り込むことが出来ない地形になっています。
急斜面の脇に川と岩があります。真っ向から進んでいくしかないんですよ。」

「それって・・・」
安藤の顔が不安に満ちていく。

「大丈夫です。僕にいい考えがあります。
ジージー全隊、聞こえますか。鈴木です。作戦変更します。一旦僕の場所まで見つからないように
集まってください。場所は最南端の急斜面の少し手前。西に川、東に岩が見える地点です」

「はーい。」
「今行きますよ〜」

10分もすると全員が集まっていた。鈴木は新たな作戦を発表した。
「みなさん。え〜とですね、この場所は地形からしてもあいてスナイパー側が非常に有利な状況です。
まさの地の利を生かして戦っていますね。急斜面の手前は木が少ないので丸見え状態です。
なのでスナイプする人と囮で分けたいと思います。囮が木に隠れつつ攻撃しつつ気を引かせて
その間に山城さんと大橋さんと杉本さんがスナイプ。作戦に質問のある人は挙手」

大橋が挙手して質問をした。
「鈴木くぅん。敵はギリーでカモフラしてるんでしょ?どうやって探すの?」

「それは僕が伝えます。では3分後に各配置について僕の合図とともに作戦開始です」

「了解で〜す」

これが最後の戦闘になるだろう、と鈴木はMP7A1とM93Rの残弾を確認した。
M93Rはマガジンもフル。予備も2つだ。MP7A1はマガジンがあと1つと銃に刺さっているマガジンのみだ。
「みなさん。これが最後の戦闘です。気を引き締めてきましょ〜う」

炎天下の森林。今、最後の戦いが始まる。

2012/02/19 08:40 No.10

@werewolf10★SmartPhone=hgoGZueDbv

鈴木は、比較的大きめのポーチから、
高性能双眼鏡を取り出した。

「安藤さん、少しお話が有ります…。」

「え?あ、はい!」

「僕にスポッターをやらせて下さい。」

「…え?」

「貴方を護衛しつつ、スポッターを
務めます。一回やってみたいので〜♪」

「はい、勿論ですとも〜」

二人は姿勢を低くし、少し小高い、
狙撃ポイントまで移動する。
そこは、斜面全体を、
見渡せる場所であり、又敵に
見つかりやすい場所でもあった。

「此処で…狙撃を始めましょうか。」

鈴木はそう言うと、地面に伏せる。
安藤もそれに合わせて、
射撃体制に入った。

ガシャコッ!

VSR-10をコッキングする。
そのボルトアクションに、
鈴木は多少惹かれた。

「ん〜何処ですかね〜」

双眼鏡越しに、仲間達が
戦闘を開始したのが分かった。

「………居た!あの、建物の右、
およそ5m付近の木の後ろです。」

「了解………。」

覚束無いその声は、緊張ではなく、
狙撃に集中している証だった。

タスッ!

「HIT〜!」

腹に弾が命中したことを、
鈴木も理解した。

「その調子ですっ!」
「へへへ〜〜〜」



2012/02/19 08:59 No.11

@werewolf10★SmartPhone=hgoGZueDbv

「ちょ………、ま、マジか!?」
「これはヤバいです!」

斜面の下側から、
笑い声混じりに悲鳴が聞こえる。

もう一人は狙撃手ではなく、
ギリースーツを身に纏った
珍しい突撃兵だった。

その両手には、大きな黒い塊が。

「M134………!?」

とある会社から発売されている、
電動ガトリングガン。
3000連マグや、トイガンでは
有り得ない程の連射速度を持つ。
が、その性能に比例して、
値段が半端ではない。

安藤がスコープ越しにそれを捉え、
声を上げた。
現時点でFOX旅団は、
既に3人がそのガトリングガンの
餌食となった。

「鈴木君、この状況では
勝てそうに無いよ!
作戦を立て直すかい?」

が、鈴木は落ち着いた様子で
口を開いた。

「心配しないで下さい〜」

----------------------

「安藤さん、トルネード、貸して下さい。」

「え?…分かりました。」

ポーチから一つ、大きな手榴弾を
受け取った。

「僕に着いてきてくれませんか…?」

鈴木はそう、安藤に問い掛ける。

「勿論ですとも!!団長!」

安藤の勢い余るほどの返事は、
鈴木をより安心させた。



2012/02/19 19:57 No.12

司令官っぽい男★kXAZIDu3hC_bZ4

ザザザザザザッ

鈴木と安藤は目にも留まらぬスピードで相手の背後まで走った。

「安藤さん。僕は気づかれない所まで接近してグレネード投下させますんで〜
その間安藤さんは狙撃のチャンスを窺っていてください」

「はい!絶対に成功させてやりますよ!」

このとき鈴木は安藤に誰よりも信頼できる迫力を感じたのだった。

---------------------------------
ザザザザザッ

「安藤さん。敵の位置はどうですか?」

「---鈴木さんからみて東の建物の影で構えています。距離は30m」

鈴木と安藤はインカムを通じて敵の位置を把握していた。

「じゃあ行きます、狙撃ヨロです〜」

鈴木は建物の影からこっそりと顔を出した。・・・しかし敵はいない。
鈴木は建物の影から身を出した。しかしどこにも見当たらず、木々のざわめく音が聞こえるばかりだ。

「安藤さん、敵が見当たりません。もう一度確認頼みます〜」

「はい、え〜っと・・・あ!危ない!!」

安藤が叫んだ瞬間、鈴木の目の前には敵が建物の影から身を出しM134の銃口をこちらに向けている光景が広がった。

鈴木は脅威の反射神経でグレネードのピンを抜いた。それを上空に投げる。

ダラララララララララ

鈴木は弾のシャワーを全身に浴びた。しかしその瞬間、グレネードが弾を撒き散らす。

「鈴木さん!」
インカムから安藤の声が響いていた。


2012/02/20 21:10 No.13

@werewolf10★SmartPhone=hgoGZueDbv

パスッ!
パパスッ!

「あ…。HIT!」

「ヒ…HITです!」

ビイィィィィイイイ!

突撃兵と鈴木が共倒れ。
が、しかし、試合終了のブザーが
フィールド中に鳴り響いた。
FOX旅団は勝利を収めたのだった。

〜休憩所〜

「すみません〜当たっちゃいました…」

試合終了後、鈴木は歓喜に包まれる
一同に頭を深く下げた。

「いやいや、そんな!勝てたのも、
団長のおかげですよ!」

慌てふためく杉本と、山城。
と、そこで拡声器を通じて、
主催者の大きい声が耳に入った。

「皆様お疲れ様でしたぁ〜!!これより、
お待ちかねのBBQタイムでーす!」

「いえ〜〜い!!!」
「っしゃあ!!」

休憩所に集まった、およそ100人の
むさ苦しい男達から歓声があがる。

鈴木は驚き、腕時計を見た。
既に正午を過ぎていた。

どれほどまでゲームに
熱中していたのだろうかと、
自分自身で呆れつつ、
昼食の用意をし始めた。

2012/02/20 21:55 No.14

SEALs チーム3 司令官★kXAZIDu3hC_UHa

パクパクムシャムシャ

サバイバルゲームの次は
焼肉争奪戦となった。

「大橋さん!食べすぎですよ!
その肉は俺の育てた肉ですよ〜」

「あ!おい安藤!これは早い者勝ちだぞ!」

「なんだと杉山!お前はレタス食ってろ!」

チームはわいわいと騒いでいる。
やれやれ、と思いつつも鈴木も肉をほおばった。

すると主催者側から放送がなった。
「みなさ〜ん、お疲れ様でした〜
次の試合は3時からとなります〜
どうぞくつろいでいてください〜」

放送が終わると鈴木は立ち上がった。
「みなさ〜ん。ちょっと私、用事があるんで
ちょっと行きます。3時までには帰ってくるんでぇ。
では〜」

「ば〜い、てら〜」

------------------------------------
鈴木は3分ほど歩き止まった。
目の前に広がった光景は、フリーマーケット。
そしてある男の前で止まった。

「おっ、鈴木くん。来てたのか。」

その男は「高澤慎矢」。
鈴木のいきつけのガンショップ「SHINYA GUN」のオーナーだ。

2012/02/22 18:46 No.15

司令官★kXAZIDu3hC_UHa

「慎矢さん、どうも。今はチョット言う事があっただけですよ」

「けっ、買わねえのかよ、でなんだ?鈴木くん」

「もしかしたら、次の3時からの試合で俺らと当たるかもなんです」

「・・・そうか、そうなると今年は駄目かもな〜」

高澤は毎年定例会に参加する常連だ。
高澤のチームの名は「Combat Wolf」。

「それだけです。勝ちたいですからちょっと威圧感を出しに〜」

「ったくよぉ!嫌味なヤツだな!よし、なんか買ってくれ!」

「じゃあ、カロメでも・・・チョコ味を」

「まいど!」
---------------------------------------------
鈴木が戻ってくると隊員達は食休みに昼寝をしていた。
する事がない鈴木は、シューティングレンジで時間を潰した。

すると放送が鳴った。
「みなさま〜開始15分前になりましたので準備を始めてください〜」

鈴木は銃のコッキング動作等を確認した。

「みなさん、次もバンバン行きましょう〜」

「おお〜!」

第2試合。その相手は鈴木の知人、高澤。
今、第2の炎天下の戦いが始まる・・・

2012/02/23 19:00 No.16

@werewolf10★SmartPhone=hgoGZueDbv

「ううっ………ゲフ。」

「だ、大丈夫ですか?大橋さん…」

「た、食べ過ぎちった☆」

「……………。」

チームCombat Wolf。
鈴木の知り合いが所属している、
西日本を完全制覇した強豪チームだ。
その名は全国に轟き、
かつて、FOX旅団を打ち破った
過去がある。

迅速な状況把握、行動。それにより、
素早い動きで敵を制圧する。

「狼と狐の戦いか…面白い。」

鈴木とツーマンセルを組んだ
山城がボソッと呟いた。

「皆さん、聞こえますか?相手は、
かなりの強者です。だから、
作戦も相当込んでいる筈。
そこで考えました…。
今回は全隊、長距離狙撃スタイルで
お願いします。
後ろから回られないように、
十分に気を付けて下さい。」


「えっ!?光学機器忘れた…。」
「俺と組むか?俺、スナイパーだしさ。」

「誰かスナイパーライフルお持ちの方、
いらっしゃいませんかあ〜?」
「あ、僕持ってますよ!組みましょう!」

「ゲフッ!誰か組みましょう〜」
「わ!大橋さん!臭っ!」


インカムを通じてメンバーの、
頼もしい声が響く。
鈴木はというと、山城とのコンビで
偵察係に買って出た。

「宜しくお願いします、山城さん」

「ええ、此方こそ〜頑張ろう!」

正直、鈴木達の装備は、
偵察には向いていなかった。
だから囮として行動することとなる。

山城は戦闘リュックから、
大きな四角形の塊を取り出した。

「ふっふ〜、これはね、G36系の
ボックスマグだよ。特注品さ〜」

山城が自慢気に見せ、G36Cに
装填した。




2012/02/23 20:08 No.17

司令官★kXAZIDu3hC_UHa

鈴木と山城は音を立てずに
静かに森の中を進んでいった。

山城はG36Cを構え鈴木はMP7を構えて
周りの音を聞きながら
慎重に進んでいく。

「山城さん、敵を見つけたら
僕が撃つので援護お願いします。」

「わかったよ、任しとけぇい!」

鈴木たちは一旦、岩の陰に隠れた。
「相手はなかなかでてきませんね。
山城さん、油断しないでください」

鈴木が岩の上から頭を出した。

すると

タタタタタタタタタン!!

弾が向こうの茂みの中から飛んできた。
鈴木は脅威の反射神経で弾を避け岩の影に落ちた。
「ぐっ・・・」

「鈴木くん、大丈夫か?」

「すいません、足を少し捻りました・・・」

鈴木はすぐさまインカムの電源を入れた。
「全隊!敵を発見しました、
場所はスタート地点から130m北東。
大きな岩の前方20mあたりです!狙撃お願いします!」

「了解!」

鈴木はなんとか動けるものの
早く走ることができない状況になった。
すると山城の目つきが鋭くなった。

「鈴木君、すまない。
僕のせいで・・・鈴木君ばかりに
迷惑かけちゃったね・・・」

山城は銃を構えなおした。
「んじゃ、鈴木くん、行ってくるよ
ここで待っててねぇ〜」

そう言い放ち山城は岩から身を出したのだった。

2012/02/25 11:08 No.18

@werewolf10★SmartPhone=hgoGZueDbv

※山城視点

G36Cに装備しているスコープ越しに、
先刻の敵を捉えた。しかし、
此処からでは射程距離外だ。

山城はその敵に接近を図るため、
姿勢を低くしつつ、迅速に
行動を開始した。

「まだ此方の行動には気付いていない」
遠く離れた鈴木にそう伝えると、
作戦変更の旨を提案する。

「相手は此方の死角に潜んでいる。
背後からのタッチキルが良いね。」

「あ、はい。了解しました。
僕は此処に留まって敵を
惹きつけます。」

インカムをポーチに仕舞った
山城は、敵の背後10mまでに接近する。
音を立てないように、
体重を爪先に掛ける。

パシッ

「うわっ!…ヒットぉ〜…。」

敵の驚き方を伺う限り、
山城の存在に全く気付いていない
ようにも思えた。

が、しかし。

パスッ!

山城の背中に弾がヒットした。


2012/02/25 12:08 No.19

司令官★kXAZIDu3hC_UHa

「ヒット〜!」

鈴木は岩の後ろでその声を聞いた。

「山城さん・・・?
いや、そんなわけは・・・」

するとインカムに通信が入った。

「鈴木さん、安藤です。
たった今、山城さんがヒットされました」

「ええっ!どのように!?」

「はい、俺もスコープで相手を発見したんですが
その後ろに山城さんが出てきてキルしていました。
でも後ろから弾が飛んできて山城さんがヒットしました。」

「そうですか・・・
こっちは逆に誘き寄せられたんだ。クソッ!」

鈴木はインカムの電源を切った。

「・・・誘き寄せて撃つ、かぁ。
ちょいと厄介だな」

鈴木は岩の陰から腰を落として
木々の間をすり抜けるように進んだ。

すると前方の茂みの影に人が隠れていた。
鈴木はMP7を構え後ろに回りこんだ。

「フリーズ」

「う・・・ヒット!」

その瞬間鈴木は隣の木の陰に飛び込んだ

ダダダダダダダダ!

先程まで鈴木がいた地点に銃弾のシャワーが振りそそぐ。
鈴木は弾の来た方向にMP7を撃ち込んだ。

「ヒット〜!」

鈴木はその後またダッシュで岩の陰に隠れた。

2012/02/25 16:33 No.20

@werewolf10★SmartPhone=hgoGZueDbv

「ヒッ…ヒッ…フゥ〜…」

遠くから、謎の吐息音が聞こえる。
段々と此方に近づくそれに、
鈴木は覚悟して身構えた。

「す、鈴木君…ハアッ…ハアッ…」

その丸いシルエットは、大橋だった。
DSR-1を背負い、ハンドガンのみで
移動してきたのだろうか。

「お、大橋さん!?どうして此処に…」

「そ、それがペアが決まらなくて…。
だから一人で狙撃に参加していたのさ」

「す、凄い………。」

相手のチームは一人になった敵を、
執拗に追い回し、倒す戦法でも有名だ。
其れを潜り抜けるとは、大橋の
実力が物語っている。

「すみませんが、肩を貸して下さい」

「足…捻ったのかい?」

「え、ええ…。」

大橋の鋭い観察眼に、鈴木は少し
たじろいだ。

「あの小屋の裏までお願いします」

「了解!団長さんよ!」

-----------------------------

安藤、菅原チーム。

此方では、長い間激しい戦闘が
繰り広げられていた。
今、二人は深く窪んだ壕に、
身を隠している。

「敵は…四人。十時二名、
二時、三時方向です。」

安藤が弾をバラまく1人の敵に、
レティクルを合わせた。
そのまま、引き金を引き絞る。

ダスッ!

百発百中とも言われるその腕前に、
菅原は感心した。

「十時方向、宜しく御願いします!」

「了解!」

菅原が背負っているのは、RPG-7。
弾頭を取り外し、代わりに
80連発モスカート弾を装填した。

バンッ!

大きな音をたてて、一斉に散弾が
ランチャーから飛び出した。

「ヒットです〜」
「ヒット!」

BB弾の雨は、二人を同時に倒した。





2012/02/25 17:08 No.21

司令官★kXAZIDu3hC_UHa

安藤はVSRを構えた。弾はまだ充分にある。
敵はあと2人。こっちにはRPGもある。

「・・・いける!」
そう確信した刹那。

ダスダスダスッ!

「痛っ・・・!ヒット!」
隣で装填している菅原の体に
容赦なく弾が浴びせられた。

安藤は瞬時に後ろを向いた。
するとP90を持った敵が1人、
突進してきたのだ。

ダララララララララ!!

銃口から放たれた弾は
安藤に向かい飛んでいく。

「うおおおおおお!!」

安藤は並外れた体の動きで
横に飛び、弾を避けつつ転がりながら相手に弾を放った。
しかし、相手は体を大きく逸らし地面に転がりつつ避けた。

そのとき、相手の手からP90が落ちた。
安藤は冷静に起き上がり
相手に銃口を向ける。

「こんちくしょお!」

パァン!

・・・弾は外れた。安藤が構えたとき
地面の土が僅かに沈み狙いがずれたのだ。

相手はすぐさまP90を手に取り安藤のほうに銃口を向けた。
しかし、安藤はすでにダッシュで木の陰に隠れようとしていた。

ダラララララララララララ!!

弾は全て木に命中している。
この木の大きさからすると
撃とうと体を出せば必ずヒットする。

安藤はポーチからグレネードを取り出した。
そして相手の弾が尽きた瞬間、グレネードを投下した。

バシュッ!!

「ヒット〜!!」

安藤は安堵の息を吹き、
胸を撫で下ろした。

(そうだ、あと1人いるんだった)

そう思い安藤が周りを見た瞬間、
視界に何十発もの弾が飛んでくるのが映った。

カカカカン!カン!

弾は全て安東のゴーグルに命中に
ゴーグルが弾き飛ばされた。

「ヒ・・・ヒットオ!」

安藤はそう言うとその場に倒れるように座り込んだ。

2012/02/25 19:27 No.22

@werewolf10★SmartPhone=hgoGZueDbv

杉本、的場チーム。
旅団内では「神」と崇められる、
的場の参戦により、
団員の士気は向上していた。

的場が操る武器は、
chaytacM200と呼ばれる、
大口径対物狙撃ライフルだ。

「どうする?杉山っち〜」

先程、鈴木から旅団主要メンバーが、
hitされ、戦線から離脱した旨を
インカムを通して伝えられた。

今、本格的に行動できるのは、
この二人組のみ。

「どどどどうしましょうかねえ〜」

「いや、そんな緊張しなくても…。」

「あ、いや、すいません。えーと、
此から団長さん達との合流を図ります。」

「そうでなくっちゃ♪」

二人は周囲を確認しつつ、
鈴木と大橋が待つ岩影へ向かう。
敵チーム「CW」後1人は、高澤のみ。

高澤に出会うことなく、無事に
鈴木達の元へ辿り着いた。

「鈴木さ〜〜ん」

的場が小声で呼びかける。
足を押さえていた鈴木は、
持ち前の反射神経で銃を向けるが、
仲間と認識し、手を拱いた。

「敵は後1人です。どうしますか?」

杉本が周囲を警戒しつつ、
鈴木に尋ねた。
大橋はと言うと、スポーツドリンクを
がぶ飲みしていた。

「ひい…助かった…でも暑い…。」

大橋が呟いたが、鈴木は無視して、
作戦を伝えた。

「四方の陣作戦です。徐々に相手の
動ける範囲を縮めていきましょう。」

フィールドの四方に人員を配置し、
警戒しつつ徐々に真ん中へ
向かって行き、索敵をしようと言う。

その考えに、3人は賛成して、
直ぐに散開した。

2012/02/25 20:01 No.23

司令官★kXAZIDu3hC_UHa

「鈴木さん〜配置付きました〜」
「ヒィッ、ヒィッ・・・僕も・・・ぶひっ!」
「鈴木さん、こっちもいいよ」

鈴木は大きく息を吸った。
「はい、では今から作戦を開始します」

鈴木たちは大きく四方に別れ
大きく中央に前進していった。

鈴木も足を引きづりつつ、武器を構え前進していった。
段々中央に近づいた、すると
(ああああぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・)
うっすらと悲鳴のような声が聞こえた。

鈴木はインカムの電源を入れた。
「すいません。今の声誰ですか?」

「俺も聞こえました。誰ですか?」
「ぶひぃ、俺じゃないでぶぃ・・・」

すると的場が答えた。
「鈴木くん、中央にある小屋から聞こえたよ。」

「そうですか、では中央の小屋をポイントに来てください」

---------------------------------------------------
4人は全員集まった。
しかし誰も高澤を見ていない。

「誰も見ていない・・・変ですね。
小屋などは見ましたか?」

「見たよ、でも見ていないのは・・・」

全員が中央の小屋を見た。
「ここしかないんですね」

大橋が口を開く。
「ぶぶぶ、ぶひぃ。
ここに突入するんでぶひぃかあ?」

「そうですね」

鈴木たちは小屋の前に立った。
全員が銃を構える。

バン!

ドアを開ける。しかし誰もいない。
(誰もいない・・・なぜ?)
ふと後ろを見た。すると、ドアの脇にはクレイモアが仕掛けられていたのだった。

「みなさん!危ない!」
鈴木はクレイモアに向かって
捻った足でダイブした。

バシュッッ!!!

無数の弾が鈴木の全身に当たる。
「ヒットォ・・・」

2012/02/25 20:38 No.24

@werewolf10★SmartPhone=hgoGZueDbv

鈴木の身を呈した行動により、
チームの全滅は免れた。
今も何処かで、高澤は的場達を
ほくそ笑んでいる筈だ。

「くそ…囮だったのか…。」
「中々の強敵ですね…」

残る旅団メンバーは三人。
狙撃兵二人と、突撃兵一人。
此までに無い危機に瀕している。

「敵の通りそうな地点に、
クレイモアを仕掛けておきました。」

的場が参謀となり、作戦を立てる。

「大橋さんは左手前の丘、私は真横から。
杉本っちは相手をクレイモアの
設置ポイントまでに引き寄せ、
私達の狙撃を待ってて下さい。」

「それでもし、狙撃が成功しなければ…」

「クレイモアですね?」

杉本が的場を継いで喋る。
この作戦は、高澤が後を憑ける
戦法を逆に利用したもの。

「そうです。早速行動開始です。」


途中、的場・大橋と杉本が別れ、
それぞれ配置に付く。

ガサッ

「そこ…ですか…。」

杉本は小声で呟き、笑みを浮かべる。
射程距離50m。当たるか当たらないか、
ギリギリの距離で、
杉本は狙撃ポイントまで走った。

大橋と的場がそれに気付き、
杉本を付け狙う高澤に、
照準を合わせた。

バスッ!





2012/02/25 21:28 No.25

司令官っぽい男★kXAZIDu3hC_bZ4

こんなことがありえるのだろうか。
2人の人間に照準を付けられた状況で
高澤は、それを見過していたかの如く

右の岩にダイブしたのだった。

パススッ!

先程までいたの高澤の場所に着弾する。

「くそっ!アイツ!分かってたのか!」

的場はすぐにL96のボルトを引いた。
大橋もDSRのボルトを引く。

しかし、その動作の時間が仇となった。

高澤は岩からでてきて、AK47をこちらに向けて
眼にも留まらぬスピードで撃ってきたのだ。

タスッ!

「うわあ!ヒット・・・ぶひぃ」
大橋がヒットになった。
「くそおお!当たれェェ!」
的場がトリガーに手をかけた瞬間

キンッ!

L96のスコープに被弾した。
「ヒットオオオ!!」
的場もヒットした、そして残るは杉山。
旅団の勝敗は杉山に賭けられた。

2012/02/25 22:51 No.26

@werewolf10★SmartPhone=hgoGZueDbv

「貴方、中々の強者ですねえ!!」

クレイモアの遠隔起爆装置を
大橋から託された杉本は、
地雷設置ポイントまで駆け抜ける。

背後には、追い駆ける高澤の
姿があった。
杉本は、M4 SOPMODを、
振り返りながら腰だめ乱射した。
当然これは錯乱のためであり、
クレイモアの場所まで、攻撃を
防ぐための手段でもあった。

後5m…4…3…2…1…

茂みに、クレイモアはしっかりと
設置されていた。それを確認し、
爆破ポイントを通過する。

相手をクレイモアの半径5m以内に
近づけなければならない。

「待てぇぇぇぇぇぇぇ!!」

(あと少し…来い!狼野郎!)

「来た!!!」

バァン!!!

「なっ……クレイモアだと…!?」

100発の弾が、黒澤の身体に
襲い掛かる。
それを避けきれずに、
弾のシャワーを浴びる事となった。

「チッ…。ヒット!」


FOX旅団、勝利。

2012/02/25 23:19 No.27
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