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初めて書きます!あたたかく見守って下さい。 2011/08/15 02:57 No.0
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初めて書きます!あたたかく見守って下さい。 2011/08/15 02:57 No.0
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「あ、ありがとう……」
「うん!」
中学生は去っていった。
「てめー……ガキが」
「あき!後ろ!」
男の人はあきを殴ろうとする。
あきは避けてお腹を殴った。
その男の人は気絶した。
「あ……おーい。寝てますかー?寝てたら返事して下さーい」
「あき……寝てたら返事は出来ないよ……」
あきらは呆れて言う。
「あ、そっか!うーん……」
するとさっきの中学生と警察が来る。
「あ!警察だー!!」
「大丈夫かい?えっ!?気絶してる……」
警察の人は驚く。
「あ、それならあき……んぐっ!!」
あきらはあきに口を塞がれる。
「わ、私達もその人から逃げようとしたらその人転けて寝ちゃったみたいです!」
「そうか……」
「はい!後はお願いします!私達は用事があるので!」
あきはあきらの手を掴んで走る。
「ちょっ!あき〜?」
しばらく走ってあきは走るのを止める。
「あき、何で用事があるって嘘ついたの?」
あきはあきらの方を向いて
「さっき用事が出来たの!」
「俺も?」
「うん!向かう所は決まってるから!行こう?」
あきはまたあきらを引っ張って走る。
*
あきらは唖然とする。
「あきら?着いたよ?」
「イヤイヤッ!!待ってよ!ここって……あの山手組の家の前だぞ!?」
説明しよう!山手組とは日本で有名なヤクザなのだ!(by作者あき)
「うん、知ってる」
あきはインターフォンを押した。
「あきぃぃーー!?」
『はい……どちらさまっすか』
「お父さん……叶の娘のあきです!竜祐さんに会いたいので入れて下さーい!」
『どうぞ』
門の入り口が開いてあきとあきらは入る。
「あき……何で家に入れたの?」
「ここの組長さん?とお父さん元同級生で親友なんだって!今でも行方不明のお父さんを探してるの。さっ!中に入ろう!」
あきとあきらはドアを開けて家の中に入る。
「姐さん!いらっしゃい!」
「うん!お邪魔します!」
「あき、何で姐さんって……」
「ここの人達と武道の稽古やるんだけど私、その人達全員に勝っちゃって……それ以来慕われちゃって」
あきは照れる。
「姐さん!組長がこちらの部屋にお待ちです!」
「うん!行こう、あきら」
二人は組長が待ってるという部屋に入った。
「久しぶりだね、あきちゃん」
イスに座っていた若い男の人が言う。
「はい!竜祐さん!」
「おや、今日はボーイフレンドも一緒ですか」
「あきらは幼なじみですよ?」
「そうなんだ。まあ、二人ともイスに座って」
あきとあきらはイスに座る。
「それで何の用かな?」
「竜祐さんの組員の人が中学生にカツアゲをしてたんで竜祐さんに注意しようと思って!」
「あき、何でここの組員ってわかったの?知り合いだったの?」
あきらは首を傾げた。
「もし、知り合いならむこうは私の事姐さんって呼ぶよ!私を見てガキって呼んだって事は私がここに来なくなった小三以降に新しく入った組員かなって思って!それに襟の所にここの組員だっていうバッチが付いていたから!」
「へえー」
するとドアが開いて組員の人が慌てて入ってくる。
「組長!」
「どうした?」
「この前入った新人がカツアゲで警察に捕まったと連絡が入りました!」
「ほらね」
あきは小声であきらに言う。
「知らせてくれてありがとう。新人には組のルールを改めて教え込むよ」
「はい!お願いします!よしっ!あきら、帰ろう!」
あきは部屋を出ようとする。
「あきちゃん。この子に用があるから先に言っててもらって良い?」
「あきらに?いいよ!」
あきは部屋を出た。
「君、名前は?」
「あっ、はい!藤明良です!」
あきらは慌てて言う。
「あきら君か……。あきちゃんと名前、似てるね」
「あっ、親同士が親友で僕の親の方に生まれてくるのが男の子であきの親の方に生まれてくるのが女の子ってわかったらあきとあきらにしようって決めたらしいです」
「あきら君はあきちゃんの事が好き?」
「はい!もちろんです!」
あきらはニコッと笑って言う。
竜祐も笑って
「じゃあ、あきちゃんの事、守ってあげてね」
「はい!」
あきらはさよならと言って部屋を出た。
「あきとあきらか……」
竜祐は呟く。
*
「あきらー遅いよー」
「まだ数分しか経ってないよね!?」
「私、せっかちだから!さ!早く帰ってあきらのお母さんのご飯食べよ!」
あきはあきらの手を握って歩き出す。
〜小四の頃の話end〜
竜祐のプロフィール!
山手 竜祐
ヤクザで山手組の組長。日本一ヤクザらしくないヤクザとして有名。
周りの人達からは優しくてかっこいい組長と言われ人気。
叶の親友で今でも叶を探している。
「で、どういう事?この人、誰」
私は黒いスーツの人を睨む。
「姐さん、山手組の組員の前島です!」
「山手組……?」
どこかで聞いた事あるんだけど……どこだっけ?
「あの、前島さん。あき、小学生の頃の記憶ほとんど覚えていないんですよ」
「そうなんですか!?」
「じゃあ、これもあんた達がやったの?」
私は手紙を見せる。
「あ、はい!小学生の頃、姐さんによくこういう手紙を送ってましたんで組長が久しぶりに送ったらしいっす!」
私はイタズラの手紙に悩まされていたの……?
私は溜め息を吐く。
「で、何の用?私、山手組とか全然覚えてないんだけど」
「あ、はい!組長の娘さんが姐さんの大ファンらしくて家に来てほしいと頼まれました!」
それだけの為にあんな手紙を……。
また溜め息を吐いた。
「……いいよ。小学生の頃の記憶、思い出すかもしれないし」
仕方なく了承する。
「後、組長があきらさんにも来てほしいみたいです」
「あきらも?」
「俺もですか?」
私とあきらは同時に言う。
「はい、久しぶりに二人と話がしたいと言っていました」
「別に良いですけど……その前に着替えさせてもらって良いですか?部活帰りだったんで……」
「もちろんです!」
着替えてくると言ってあきらはリビングを出た。
「山手組ね……。全然覚えてないな……」
「組に行ったら思い出すかもしれないですよ!」
「でも……」
私は俯く。
「小学生の記憶がないのはないので不安だけど、思い出すのはもっと恐いんだよね……。思い出したらいけないような気がして」
私は立ち上がる。
「私も出かける準備してくるね!玄関で待ってて!」
私はリビングを出て二階の自分の部屋に向かう。
「何……初対面の人に言ってんだろ」
昔、会っていたとしても山手組との繋がりの記憶がない限り初対面と一緒だよ……。
「バカみたい……」
私は変装をし終えて玄関に行く。
〜山手家の前〜
「……でかいな……」
「俺、二回目だけどあきは何回も来てたらしいぞ」
「え?全然記憶がないな……」
私達は家に入る。
「お邪魔しまーす」
「お邪魔します」
私とあきらは同時に言う。
「瑠叶嬢……組長の娘さんは二階にいるので行って下さい」
私とあきらは二階に行く。
「行けって言われても……部屋どこだろ?」
「あ、あの部屋じゃないか?」
あきらの指をさす方向には部屋があり『RUKA』と書かれたボードが掛かっていた。
「取り合えず……入ろうか」
私はノックをする。
中からはどうぞと声がしたのでドアを開ける。
「こんにちわ、あきです……」
組長の娘らしき人はベットに寝っころがっていた。
「ん……?……うえっ!?」
寝っころがっていた女の子は起き上がって正座をする。
「ひ……雲雀あきちゃん……?」
「そうだけど……」
「うっそ!!!!お父さん本当に連れてきてくれたの!?えっ?え?」
女の子は混乱していた。
「あ、取りあえず落ち着いて?」
「あ、はい」
女の子は深呼吸する。
「自己紹介からね?雲雀あきです。一応……モデルやってます」
「山手瑠叶です!」
瑠叶ちゃんは声が裏返った。
「え……その超イケメンな人は!?」
あきらに気づいた瑠叶ちゃんは更に驚く。
「あ、藤あきらであきの幼なじみです……」
「もしかして……あきさんの彼氏ですか!?」
「あ……うん、そうだよ」
私は頬を染める。
「でも私とあきらが付き合ってる事、内緒だよ」
「あ、はい!」
それからしばらく三人で話していた。
コンコンコン
ドアがノックされた。
「どうぞー」
「失礼します!姐さん、あきらさん、組長がお待ちです!」
「そろそろ行かないと……」
私とあきらは立ち上がる。
「あ、そうだ。瑠叶ちゃん、メアド交換しよ!」
「はい!」
私と瑠叶ちゃんはメアドを交換した。
「また来るね。バイバイ」
私は手を振る。
「さよなら!」
部屋を出る。
「姐さん、あきらさん、こっちです」
一階に降りて部屋の前に着く。
組長……どんな人だろ。
ドアを開けて部屋に入る。
「っ!!」
「お久しぶりです。あきちゃんにあきら君」
「こ、こんにちわ!」
あきらは慌てて挨拶する。
この人……見た事あるような……。
「座って下さい」
私は我に返ってイスに座る。
「娘のワガママにつき合ってもらってすまないね」
「いえ……大丈夫です……」
何で思い出せないんだろ……。
何か忘れてると思うんだけど……。
「もしかして……僕の事忘れてますか?」
「えっあ、えっと………………はい」
私は俯く。
すると向こうはニコッと笑って
「無理もありませんよ。あんな事があったんですから」
えっ?あんな事?
「あの、教えてくれませんか!?何があったかを」
「……わかりました。でも覚悟して下さいね。あきちゃんの記憶が無くなる程の事ですから」
私は頷く。
〜小六の夏〜
「あーきーらー!!あーそーぽ!!」
あきはあきらの家の前で叫ぶ。
すると二階の窓が勢いよく開く。
「ごめん!今日も無理!!」
そう言って窓が閉まる。
「また……遊んでくれない……」
私は溜め息を吐く。
私……あきらに悪い事したのかな……。
私は地面を見ながらトボトボその辺を適当に歩く。
「いっ!」
私は誰かとぶつかる。
頭を上げると男の人が居た。
「ご、ごめんなさい!!前を見ていなくて……」
「いいよ。ん?どうしたの?」
私は首を傾げる。
「涙出てるよ?」
「あっ……えっと……」
*
ったく……。
俺は窓を閉める。
別に用なんてないんだけどな……。
ただ……俺、最近変なんだよな……。
あきは悪くないのにな……。
俺が変なだけ……情けないな。
俺は溜め息を吐く。
すると部屋のドアが開く。
「ちょっとー!!あきら!」
「何だよ!!」
母さんが俺に近づいてきて頬をつねられる。
「いてーよ!!」
母さんは頬から手を離して
「またあきちゃんの誘い断って……用事なんてないでしょ!!」
「いいじゃんか!!」
すると母さんがボソッと
「あーあ、あきちゃん泣いてどこか歩いて行っちゃったのに……」
あきが……泣いてた?
俺は急いで部屋を出た。
〜川原〜
「そっか……いつも遊んでくれた人が最近冷たいんだ……」
「はい……。って、知らない人なのにいきなり相談に乗ってくれてありがとうございます」
私は慌ててお礼を言う。
「いいよ、全然。俺は井ノ原紘斗。中二で野球部だよ」
「私は雲雀あきです。野球部なんですか!」
あきらも野球やってる……。
「うん。よくこの川原で練習するんだ」
「一人でですか?」
私は首を傾げる。
「たまに友達とかと一緒にやるよ」
「そうなんですか」
「あき!」
私は声のするほうを向いた。
そこにはあきらが居た。
「あきら……何で?」
「いや……あ、その人は?」
「あ、この人は井ノ原紘斗さん。野球部なんだって」
ふーん。とあきらはそっけない返事をする。
「あきらは何でここに?」
「俺は…………」
あきが泣いてたって聞いたからすっとんできた、なんて言えない……。
「あ……えっと……買い物だ!母さんに頼まれたから!」
「へえ……。じゃあ早く買いに行かないと!」
「そうだな……じゃあな」
俺は歩き出す。
はあ……こんな中途半端な自分が嫌になってくる。
ーーじゃあ、早く買いに行かないと!
……引き留めたりもしないんだな……。
俺よりあの人と話してる方が良いのか……。
あー!!モヤモヤする!!
ホント何だよこれ!!
と思ってる間に家に着いてしまった。
家に入ると母さんが来て
「あきら!どうだった!?ちゃんとあきちゃんと仲直りした!?」
喧嘩してないし……。
「別に…………」
俺は二階に上がる。
そして溜め息を吐いた。
今気づいたんですがID変わっちゃってます……。
けどあきですので!!
いつのまにか変わってました(泣)
紛らわしくてすいません。
私はあきらが立ち去るのを見送る。
ーー買い物だ!母さんに頼まれたから!
私を追ってきたわけじゃないんだ……。
私は溜め息を吐く。
あきらが私を追いかける理由なんてないし!
ただの幼なじみだよ…………ただの……。
「え!君、どうしたの!?」
顔を上げると髪の長い制服を着た女の人が私の顔を覗いていた。
「あっ、歌代」
「イノッチ……あんたまさかこんな可愛い女の子を泣かしたの!?」
そう言って女の人は井ノ原さんのコメカミをグリグリする。
「いててててっ!!違う違う!!」
*
私はとりあえず事情を説明した。
「そう言うことか〜」
「ったく……歌代の早とちりで俺が犠牲になったよ……」
「うるさい」
女の人は井ノ原さんのお腹を殴る。
「あ、私は間宮歌代!中二でこいつとは幼なじみで野球部のマネージャー!」
凄く……美人な人……。
「わ、私は雲雀あきです!小六で……」
すると私はいきなり抱きつかれる。
「きゃっ!」
「あきちゃん、可愛い〜」
「歌代なんかより数倍可愛いだろ」
歌代さんは井ノ原さんを殴る。
「イノッチうるさい。あっ、もう夕方ね!私達、三時からはいつもここで練習してるからいつでも来てね!」
「は、はい!」
「あきちゃん、送ろうか?」
いつのまにか井ノ原さんが居た。
あんなに殴られたのにもう復活してる……。
「そうだよね。送った方が良いね!」
「えっ!?いいですよ!」
私は慌てて言う。
「遠慮しなーい!!さっ、行こう!!」
「じゃあ……お言葉に甘えて……」
私達は歩き出す。
「歌代さんはどうして野球部のマネージャーに?」
すると歌代さんは顔を真っ赤にする。
「あ、えっと……イノッチ、ちょっと耳塞いで先に歩いてて!」
「はっ?何で……」
「何でも!!」
歌代さんは即答する。
私は何なのかわからないで二人を見ていた。
井ノ原さんはブツブツ文句を言いながら先を歩く。
そして歌代さんは小声で
「私ね、イノッチが好きなの。頼りないけど素直で……それに野球をやってる時のイノッチが凄く好きでだからマネージャーになって支えようと思ったの!」
「それ……凄く素敵です!!」
私は思わず大声で言う。
「どうかしたかー?」
井ノ原さんはこっちを見る。
「な、何でもない!!」
歌代さんは慌てて言う。
ふーん。と言って井ノ原さんはまた前を見て歩く。
「あ、すいません……思わず……」
「いいよ。これ、イノッチには内緒ね?」
「はい。歌代さんって井ノ原さんの事ホントに好きなんですね」
歌代さんは照れて笑った。
「ここなんだ〜大きいね!」
「あ、ありがとうございました!」
私はお辞儀をする。
「バイバイ」
「じゃあな」
私は手を振る。
私は家に入る。
「……」
私はその場にうずくまる。
「あきらなんて…………大嫌い」
私は泣きながらそう言った。
*
「こんにちわ!!」
私は川原に居た井ノ原さんと歌代さんに言った。
「あきちゃん!こんにちわ!来てくれたんだ〜」
「はい!何の練習してるんですか?」
「練習と言うより初心に返って主に基礎をやってるんだよね」
初心にかえる……。
私は井ノ原さんを見る。
井ノ原さんは昨日は居なかった男の人とキャッチボールをやっていた。
あれ……キャッチボールの割にはスピードが早い……。
しかもお互いの距離が近い……。
「歌代さん、あれ何してるんですか?」
「あれは短距離全力キャッチボールよ。まあ、小学生の頃からあれやってきたんだよ」
あれ、危険だよね……。凄いな……。
私は井ノ原さん達をずっと見ていた。
「あ、あきちゃん。こんにちわ」
井ノ原さん達はこっちに来た。
「こ、こんにちわ!」
「イノッチ、その子誰?」
井ノ原さんの後ろに居た男の人が言う。
「ああ、この子は雲雀あきちゃん」
「初めまして!」
私はお辞儀する。
「よろしく!俺は二人の幼なじみの大友海な!」
大友さんはニッと笑って言う。
「二人ともお疲れ〜」
「「おうっ」」
「あきちゃん可愛いね〜」
大友さんの言葉に私は思わず顔を真っ赤にする。
「ありゃ?照れちゃった?」
そう言って私の顔を覗く。
「海〜?何あきちゃんを口説いてるのよ?」
歌代さんは不愉快な目で大友さんを見る。
「ホントの事を言ったまでだ!」
「………………ロリコン」
井ノ原さんがボソッと言った。
「ちょっ!ロリコンってあきちゃんと二歳しか離れてないだろ!?それに恋愛に年齢は関係ない!」
井ノ原さんと歌代さんはしばらく黙りそして同時に深い溜め息を吐いた。
「え?何?」
「お、大友さん良いこと言ったと思いますよ?」
私はフォローする。
「だよな!!」
大友さんはニッと笑った。
「まあ、バカは置いといて……あきちゃんこの後時間空いてる?」
私は疑問に思いながらも頷いた。
「さ、あきちゃんイノッチと海の奢りよ!じゃんじゃん選んで食べてね〜!」
「は、はい!」
美味しそうなデザートが沢山並んであった。
「今月のお小遣い後千円だな……」
井ノ原さんはガクッと落ち込む。
「まあ、バイキングだから食い放題だろ?たっぷり食べようぜ〜」
私はミニケーキ十個とプリンとゼリーとアイスを取ってきた。
歌代さんは井ノ原さんや大友さんと同じくらいの私の倍のスイーツを取っていた。
「……取りすぎじゃね?」
井ノ原さんは苦笑いする。
「なーに言ってんの!?あんた達が私の誕生日祝ってくれるからスイーツバイキング行こうって言ったでしょ!?」
「そんなに食べると太るぜ!」
歌代さんは大友さんのすねを思いっきり蹴った。
「いっ!……ってー!!」
楓さんは大友さんを無視してパクパクとスイーツを食べる。
私も食べる事に集中した。
「あきちゃんおいしい?」
「はい!おいしいです!!」
私はニコッと笑った。
うわ〜間違い発見しました……。
『楓さんは大友さんを無視して……』という所で楓さんじゃなくて歌代さんです!
何で楓さんが出てくるんだ!ってなりますよね……。
すいません!
後視点色も間違いです。
今後もこの小説をよろしくお願いします!
「ん〜やっぱ女の子の笑顔は癒されるな〜」
「あーら。私の時はそんな事言わないくせに?」
「だって歌代、半分男じゃん」
すると大友さんのすねに強烈な蹴りがはいる。
「まっ……た!!」
大友さんは足を抑える。
「バカはほっといて沢山食べよ?あきちゃん」
「あ、はい」
私と歌代さんはまたスイーツを取りにいく。
*
「美味しかったね〜」
「はい!」
私と歌代さんは前を歩いて後ろに井ノ原さんと大友さんがついてくる。
「あー足がいてえ……」
「口は禍の元、だな」
大友さんは溜め息を吐く。
ドンマイです。大友さん。
私は心の中で言った。
あ……そういえば明日は……。
今日は来なかったな……。
俺はベットに横になる。
毎日来てたのに急に来なくなると……あー俺はどうしたいんだよ!!
さっぱりわかんね……。
俺は溜め息を吐く。
最近あきの事で頭いっぱいだな……。
ーーあきらっ!!
俺は急に鼓動が早くなる。
「うわ!」
俺は勢いよく起き上がった。
…………。
俺は頭を伏せて髪をクシャッとする。
「何だよ……これ」
まだ微妙に鼓動が早い。
……わかんねえ……。
するとドアが勢いよく開く。
「うわあっ!!」
俺は吃驚して叫ぶ。
「何よ。いきなり叫んじゃって」
母さんがキョトンとして居た。
「い……いや、何でもない。で、何の用?」
「あ、そうそう!買い物よろしく!はいっ!」
そう言って母さんはバックとお金を置いた。
「はあ!?何で俺が!」
「アンタ夏休みで暇でしょ?私、六時からは見たいアニメがあるから」
アニメってガキかよ……。
「あ、ヤバッ!スケ○ト団入る!じゃ、頼んだ!」
そう言って母さんは機嫌よく部屋から出ていく。
買い物<スケ○ト団かよ……。
俺はバックと財布を持って部屋を出る。
俺は深い溜め息を吐く。
あきで色々悩んじゃうし母さんにはコキ使われるし……。
今日はやな事ばかりだな……。
俺は家を出る。
するとあきと誰か三人組が俺の家の前を通り過ぎようとしていた。
「あき!」
「っ!……あきら」
あきの顔が凍りつく。
「誰?」
男の人は俺を見て言う。
あきは男の人に耳打ちする。
「あの、昨日話した少年です……」
あきー?めっちゃ聞こえてるぞー!!
心の中で呟く。
「おお!お前が野球少年のあきら君か〜あきちゃんから聞いてるよ!」
男の人は俺の背中をバンッと押す。
何を聞いたんだ……。
「ああ!あきちゃんが言ってた子ね!……カッコいいな〜!」
だから何を聞いたんだよー!!
俺は心の中で叫ぶ。
「あのー俺だけ蚊帳の外?」
もう一人居た男の人が言う。
「大友さんには言ってませんでしたね……。立ち話もなんですから私の家に寄ってって下さい!あきらも!」
あきは俺の背中を押す。
*
何だこの状況……。
俺……買い物頼まれたはずなのにあきには会っちゃうし……。
「あきらー?」
あきは心配そうな顔をして俺の顔を覗く。
うわあああぁぁぁっ!!!!
俺は思わず心の中で叫んでしまう。
「取り合えず自己紹介ね!私は間宮歌代!野球部のマネージャーやってます!」
「といっても半分男だよな〜」
「うるさい」
そう言って間宮さんは一人の男子を蹴る。
男の人はその場に倒れる。
うわあ……この人強っ。
「お、俺は井ノ原紘斗。野球部でポジションはサードです」
「何言ってるの!ピッチャーもでしょ?」
「仮だし……」
この人も野球やってるんだ……。
「俺は大友海。キャッチャーだぜ!」
倒れていた人がいつのまにか起きていた。
復活早いな……。
「あ、俺は藤明良です。野球やっていて主にピッチャーとサードやってます……」
俺は遠慮がちに言う。
「じゃあイノッチと同じね!」
「よろしくな〜」
「よろしくお願いします」
何で俺家に入れられたんだろ……。
まあ、いいや。
「あきら君カッコいいね〜二人とは大違い!礼儀正しいし!」
「海はともかく俺もかよ!!」
「うん」
間宮さんは即答する。
「イノッチ……俺はともかくって……」
三人仲良いんだな……。
「あ、俺買い物頼まれてるんでもう行きます」
「じゃあ私達も行こうか!」
三人は立ち上がる。
「あ、今日はありがとうございました!」
「うん!またね!」
間宮さんは手を振る。
あきも振り返す。
俺は家を出て後から三人も出てきた。
間宮さんは俺に近付いてきて
「あきら君!どこのお店行くの?」
「すぐそこのコンビニですけど……」
「じゃあ私達も行こう!」
井ノ原さんと大友さんは溜め息を吐きながら頷く。
「あきら君さ、最近あきちゃんと遊んでないって聞いたけどどうして?」
間宮さんと大友さんは興味津々に聞いてきた。
井ノ原さんは興味なさそうに欠伸をする。
うわ……直球で聞くなこの人……。
「えっと……説明しづらいんですけど……最近あきを見てると何かドキドキするというか……俺、変なんですよ……」
「それって……」
しばらく沈黙が続きそして
「恋でしょ?」
「恋だろ?」
間宮さんと大友さんは同時に言う。
井ノ原さんはまた欠伸をしていた。
「鯉?魚ですか……?」
間宮さんと大友さんは唖然とした。
俺は首を傾げる。
しばらく沈黙が続いた。
そして間宮さんが
「……今時こんな子居る?」
「居ないだろ……あっ」
大友さんは何かを思い出して後ろを向く。
「いや、居た。ここにもう一人……」
「あ、ホントだ……」
井ノ原さんは首を傾げる。
「イノッチさ、今何の話してたかわかる?」
「ん?ああ……こいがどーのこーのって聞こえたけど何?美味しい魚の話でもしてたの?」
井ノ原さん……鯉は食べれません……。
「ますます似てるわね。二人」
「ああ……」
俺と井ノ原さんは何を言ってるのかわからなかった。
「あ、イノッチは置いといて、さっきの続きだけど私が言った恋は魚の鯉じゃなくて恋愛の方の恋よ」
恋愛…………?
「その人に友達とは別の特別な感情を抱くの。その人と居てドキドキしてもっと一緒にいたいとか」
そう……かもしれない……。
「あ、着いたね!じゃあ私達もう行くね!バイバイ!あきら君!」
「さよなら」
間宮さん達は手を振って歩いて行った。
俺はコンビニに入る。
ーー恋でしょ?
恋……よくわかんないな……。
俺はポケットから母さんに貰った紙を見る。
買い物リスト
ジ○ンプ、サ○デー、マ○ジン、コーラ、ポテチよろしく!
……ほとんど漫画じゃん……。
俺は溜め息を吐いた。
俺はそれぞれのものを取ってレジに行って買った。
そしてコンビニを出る。
また……明日という日が来るんだな……。
あき……大丈夫かな……。
去年は平気だったけど……。
俺は歩き出す。
明日は……13日の金曜日で仏滅。
そしてあきのお母さんの命日。
「ん……」
私は起き上がって伸びをする。
顔……洗いに行こう。
私はベットから出て洗面所に向かう。
今日は……13日か……。
8月13日はお母さんの命日。
お母さんが死んだその日は13日の金曜日で仏滅。
今年はそれと同じだった。
私は顔を洗う。
今日は墓参りに行かないと……。
私は洗面所から出てリビングに行った。
今日は歌代さん達の所に行かないでおこうかな……。
私は自分の頬を思いっきり叩く。
……ううん、そんなんじゃいつまで経っても立ち直れない。
今日も行こう。きっと大丈夫。
今日を乗り越えたら少しは変われるはずだから。
きっと……大丈夫。
私は花を買いに行こうと出かける支度をする。
この日が最悪の日になるとも知らずに……。
お墓参りが終わり、バスに乗った。(早くてすいませんby作者)
お母さんのお墓は家から随分離れている。
あそこにも行こうかな……。
私は溜め息を吐いた。
*
私は人通りが少ない通りで立っていた。
ここはお母さんが殺された場所……。
この場所に来るとあの時の記憶が蘇る。
昨日体験したかのようにハッキリと……。
あ、もう三時だ。行かないと……。
私は走って川原に向かった。
〜川原〜
「あきちゃん!」
歌代さんは私に手を振った。
私は歌代さんに駆け寄った。
「歌代さん、こんにちわ!」
「こんにちわ」
歌代さんはニコッと笑った。
あれ……井ノ原さんと大友さんどこに居るんだろ……。
歌代さんはストップウォッチを持っていた。
「歌代さん、井ノ原さんと大友さんは?」
「そろそろよ」
私はとりあえず歌代さんの隣に座った。
「あ、来た」
歌代さんが指をさし、私はその方向を見ると二人が全力で走ってきた。
歌代さんの所を通り過ぎると歌代さんがストップウォッチを押した。
「二人とも同時だから引き分けよ!」
二人は息が荒く草むらに大の字になっていた。
あ、そうだ。
私はバックからコーラを出し
「あの、私飲み物買ってきたんですけど……いりますか?」
「「マジでっ!!」」
井ノ原さんと大友さんが勢いよく起き上がった。
「どうぞ」
私は二人に渡した。
「ありがとな!」
井ノ原さんはニコッと笑って言った。
私は歌代さんにもジュースを渡した。
「ありがと!丁度喉が渇いていたのよ!」
そう言いながら歌代さんはコーラの蓋を開け飲む。
「三分休憩したらまたやるわよ〜」
「「ええっ!?」」
井ノ原さんと大友さんは同時に言う。
「当たり前よ!もう少しで練習試合なんだから!」
*
「歌代さんって厳しいですね……」
私は歩きながら言う。
「そうかな?」
「厳しいだろ」
大友さんがサラッと言う。
「うるさい。……ん?」
歌代さんは井ノ原さんを見る。
井ノ原さんは立ち止まって後ろを向いていた。
「イノッチ?どうかしたの?」
「……いや、何でもない」
私は後ろを向き、疑問に思いながらも前を向いて歩く。
この時、私がその疑問を言っておけばあんな事は起こらなかったかもしれない……。
「……でね!イノッチに告白してきた子が“つき合って下さい”って言ったんだけどイノッチは“今週は部活があるからごめん”って言ったの!鈍感すぎない!?」
「ある意味すごい間違いですね……」
私は苦笑する。
「話の話題俺ばっかかよ……」
井ノ原さんは溜め息を吐く。
いつのまにか辺りは暗くなっていた。
タッタッタ
何だろう……遠くから足音が……?
タッタッタ
段々近づいてきてる?
すると井ノ原さんが
「危ないっ!!」
グサッ
井ノ原さんは歌代さんをかばってお腹をナイフで刺されていた。
「「イノッチ!?」」
歌代さんと大友さんが叫ぶ。
私は声が出なかった。
ーーあき……悠……兎と逃げ……て……。
あの時の出来事が蘇る。
あ……いや……。
身体が一気に震え、お母さんが目の前で刺された光景が何度も脳の中で流れる。
気づくと井ノ原さんは倒れており大友さんも今、刺されて倒れる。
「あきちゃん!!逃げて!!」
ーー逃げて……。
歌代さんの姿がお母さんの姿に見えて動く事が出来なかった。
すると私は歌代さんに抱きつかれる。
ナイフを持ったフードの人は歌代さんを何回も刺す。
止めて……お願い……止めてっ!!
私は心の中で叫ぶ。
すると
「おい!何やってんだ!」
通りすがりの人が叫ぶ。
するとフードの人は舌打ちをして逃げていく。
歌代さんは倒れた。
「歌代さん!歌代さんっ!!」
背中は血塗れだった。
私のせいだ……。
私のせいで……歌代さんが……。
イヤだ……誰も……失いたくない……。
イヤァァァァーーーーーー!!!!
心の中で叫び、私は意識を失った。
*
「ん……」
私は目を開ける。
「あき?よかった……」
「あれ……?あきら……」
イスにはあきらが座っていた。
あれ……私、何で……。
「あきら……何で病院に?」
「覚えてないのか?間宮さん達と……」
え?
「間宮さんって……誰?」
するとあきらの顔が凍り付く。
「覚えてないのか?」
「何を?」
私は首を傾げる。
〜あきが目覚める三日前〜
「あきは……どうなんでしょうか」
あきのお婆ちゃんが言う。
「外傷は見られません。ただ、目の前で大切な人達が刺された光景を二回も見ているので精神的に危険な状態になるかもしれません」
俺達は驚く。
「一部の人にあるのですが悲惨な光景を見た後に忘れたいと強く思うと寝ている間に脳が忘れてよい記憶を忘れさせる事があるのです」
それじゃあ……
「あきは井ノ原さん達の事を……」
俺が言うと医者は頷いて
「忘れる可能性があるという事です」
あきが井ノ原さん達の事を忘れる……。
「もし、あきちゃんがこの事を忘れてしまったのなら教えない方が良いと思います……」
「そう……ですか……」
どうして……あきばかりこんな目に合うんだよ!
俺は気づいたらそこから飛び出していた。
そしてあきの病室に行きずっとあきを呼び続けた。
あきらはずっと黙っていた。
「あきら……」
私は呟くように言う。
「何だ?」
「看護師さん……呼ばないと」
「ああ、俺が呼ぶ」
あきらはナースコールを押す。
……どうしてだろう。頭が空っぽ……。
どうしてかな……。
病院に入院してる経緯がわかんない……。
どこも痛くないのに。
「ねえ、あきら」
「ん?」
「私……何でここに居るの?」
あきらは一瞬真顔になるがすぐ笑顔を見せて
「あきが急に倒れたからな。ビックリして救急車呼んだんだよ」
「そう……」
……何も思い出せない……。
私は目が覚めた三日後私は無事退院をした。
大切な記憶を失って……。
〜現在〜
私の脳裏には小学生の記憶が蘇る。
私は俯く。
あんな……大切な記憶を忘れてたなんて……。
私の目には大量の涙が溢れていた。
「あき……」
あきらが呟いた。
「すいません……今日は……帰ります」
私は立ち上がってお辞儀をして部屋を出た。
歌代さん達は……私のせいで……。
すると後ろからあきらが来る。
「あき!」
私は慌てて涙を拭く。
「あき……その……ずっと黙っててごめん」
「ううん……あきらは私を思って黙ってただけだから……」
「それでさ、明日井ノ原さん達に会いに行くか?」
私は驚いて顔を上げた。
「井ノ原さん達は……生きてるの!?」
次の日……
私とあきらはある高校の前に立っていた。
「まさか歌代さん達が私達が受験する明星高校に居たなんて……」
私はキャップ帽を被って眼鏡をかけて変装していた。
「俺は少し前に知った」
「じゃあ行こうか!グラウンドへ!」
私達はグラウンドへ行く。
その途中、警備員さんと会って
「君達、何の用でここに?」
「あ、見学に来たんです!私達、今年ここを受けるんで!」
「じゃあこれ、通行の札だ。首に掛けてくれ」
私とあきらは札を貰う。
「ありがとうございます!」
私はお辞儀をして札を首に掛けた。
「グラウンドって校舎の裏かな?」
「多分そうだろ」
私達は校舎の裏に行く。
すると野球部、サッカー部、陸上部等、運動部が練習していた。
野球部は一番遠い場所で練習していた。
私とあきらはそこへ向かう。
私はあきらのうしろにひっついて隠れるように歩く。
「何隠れてるんだよ」
「だって……いざ会うとなると緊張しちゃって……」
「変装してるのに」
歌代さん達とは三年ぐらいは会っていない。
ずっと忘れてたから……。
私達はやっと野球部の練習グラウンドに着いた。
「で、どうするの」
「練習終わるまで見学してればいいだろ?」
なんて無責任な……。
私はあきらの背中からチラッと野球部の練習を見る。
野球部の人達は試合みたいなのをやっていた。
終わらなさそうだな……。
そう思いながら試合を見ていた。
*
「あ、部活終わったみたいだぞ」
野球部の人達はミーティングを終え、部室に行った。
「着替え終わるの待つか」
しばらく待つ事になった。
「あれじゃないか?」
あきらが指をさす方向を見ると
わあ……。
私は驚く。
井ノ原さんと大友さんらしき人はあの時より身長が伸びていて大人っぽくカッコよくなっていた。
歌代さんは昔もそうだったがそれ以上にすごく美人になっていた。
あきらはその三人に近づく。
私はあきらの後ろに隠れながら歩いていく。
「お久しぶりです!井ノ原さん、間宮さん、大友さん!」
三人はこっちを向く。
「あれ?もしかして……あきら君!?」
「はい」
三人は笑顔になる。
「すごくカッコよくなったね!一瞬わからなかった!」
「どうしてここに?」
あきらは私の方を見て
「ほら、出ないと」
「で、でも……」
するとあきらは私を無理矢理三人の前に出した。
今すぐ逃げ出したい……。
いや、落ち着け私。
私は一息吐いて
「お久しぶりです……。その……あき……です……」
するといきなり歌代さんに抱きつかれた。
「あきちゃん!!久しぶり!!ずっと会いたかった!!」
私は涙目になって
「会えて嬉しいです……」
*
私達は歩きながら話していた。
「あの時一番ヤバかったのは歌代だったよな?」
井ノ原さんが言う。
「ああ、虫の息だったらしいし」
「でもこの通り私はピンピンしているわよ〜」
歌代さんが笑いながら言う。
「でも私のせいで歌代さんは……」
「もう!そんな昔の事気にしないで?確かに虫の息で大変だったらしいけど意識が戻ってからは医者に回復力が凄いって言われたんだから!」
「一番重傷だったにも関わらず俺達と一緒に治ったしな」
「あん時は驚いたぜ!」
良かった……ちゃんと話せて。
「みなさんあの頃と変わらないですね!」
「変わったと言えば……」
大友さんがニヤッと笑って
「イノッチと歌代がつき合ってる事かな?」
つき合ってる?て事は……
「「ええっ!?」」
私とあきらは驚く。
「改めて言うと照れくさいわね」
「ハハハッ……」
歌代さんと井ノ原さんは苦笑する。
「で、あきちゃんとあきら君の関係はまだ幼なじみ?」
大友さんの言葉に私とあきらは顔を真っ赤にする。
「あれ、その様子。つき合ってるのね!?」
歌代さんと大友さんは目を輝かせる。
「はい……あ、でも秘密にして下さい!」
私は慌てて言う。
「あきちゃん、芸能人だものね!」
「何で芸能界に入ったんだ?」
井ノ原さんは言う。
「成り行きで……」
私は苦笑する。
「まさかまたあきちゃんに会えるとは思わなかった!」
歌代さんは笑顔で言う。
「あの時の歌代、あきちゃんの事聞いてすげー泣いてたしな!」
大友さんが言う。
私は驚く。
「ちょっ!余計な事を!」
歌代さんは慌てる。
「それで雑誌であきちゃんが載ってた時は驚いてたしな〜」
井ノ原さんが言う。
「みんな驚いてたでしょ!」
私は歌代さん達が言い争ってるのを見ていた。
……やっと……思い出せたんだ……。
歌代さん……井ノ原さん……大友さんに会えた……。
*